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ートイレ修理を業者に依頼したときの費用相場は?各作業ごとに解説!ー

トイレ修理を依頼するときには、修理費の相場がいくらぐらいか気になる人も多いでしょう。悪質な業者を避けるためにも、各作業にかかる費用相場を知っておくことは大切です。

こちらでは、トイレ修理を業者に依頼したときにかかる費用相場を、各作業ごとに紹介します。

 

トイレ修理に必要な料金は?

水道修理業者にトイレ修理を依頼すると、作業料金や部品代のほかにもいくつか支払い項目があります。その支払い項目と料金の相場は、以下のとおりです。

 

基本料金

基本料金は、トイレ修理の作業内容にかかわらず一律に発生する料金です。基本料金を無料に設定している業者も多いです。しかしその分、作業料金を高めに設定している業者もあるため、依頼する前にしっかりと確認しましょう。

基本料金の相場は、0〜4000円(税込)です。

 

出張料金

トイレ修理はほとんどの場合、業者に自宅まで来てもらいトイレ修理をするため、出張料金がかかります。

出張料金は、基本料金と同じく出張料金のかからない修理業者も多いです。しかし、自宅と営業所が遠い場合は料金がかかってしまうケースもあるため注意しましょう。

出張料金の相場は、0〜4,000円(税込)です。

 

夜間料金

夜間料金は、修理業者に夜間対応してもらう際にかかる料金です。夜間料金がかかる時間帯は業者によって異なりますが、22時〜翌朝7時頃が目安になります。

夜間深夜料金の相場の場合、0〜8,000円(税込)です。

 

処分費用

処分費用は新しい部品に交換した際に、古い部品を業者側が引き取って処分する費用です。処分費用はすべての部品交換に発生するものではなく、便器本体や便座などの処分に手間がかかるものに発生します。

処分費用の相場は、3,000〜10,000円(税込)です。

 

トイレ修理にかかる費用相場を各作業ごとに解説!

ここからは、トイレ修理の費用相場を各項目ごとに紹介します。また、業者に依頼する際の注意点も合わせて解説します。

 

トイレの詰まり

トイレの詰まりは、水で流せるものが詰まった場合と、水で流せないものが詰まった場合の2種類あります。また、トイレの詰まりは状況に応じて使用する道具が異なり、使用した道具によって料金も変わります。

 

水で流せるものが詰まった場合

排泄物やトイレットペーパーなどの流せるものが便器に詰まった場合は、薬剤やローポンプなど専用の道具を使用します。しかし、詰まりが便器より奥の排水管で発生している場合は高圧洗浄機を使用する必要があり、費用も高額になります。

料金の相場

  • 家庭用スッポン:4.000〜8,000円(税込)
  • ローポンプ:5,000〜10,000円(税込)
  • 薬剤:3,000〜6,000円(税込)
  • 高圧洗浄機:15,000〜25,000円(税込)

注意点

トイレットペーパーは、詰まったあとに数時間放置しておくと水に溶けて流せるようになることがあります。また、お湯を使うことでも溶けやすくなります。ただし、温度が高すぎると便器が破損する恐れがあるため、40〜60度のお湯を使いましょう。

 

水で流せないものが詰まった場合

おむつや生理用品などの水で流せないものが便器の奥で詰まった場合は、便器を取り外して詰まったものを取り除く必要があります。便器の着脱は大変な作業のため、作業料金も少し高額です。

料金の相場

便器の着脱:15000〜25000円(税込)

注意点

水で流せないものが詰まった場合に、スッポンの使用は厳禁です。スッポンを使うと異物が奥まで押し込まれてしまい、取り出すことが難しくなる場合があります。

 

給水管からの水漏れ

給水管は、使用されているパッキンや給水管自体が劣化すると水漏れが発生します。修理するには、劣化した部品を新しく取り替える必要があります。

料金の相場

  • パッキンの交換:4,000〜10,000円(税込)
  • 給水管の交換:7,000〜14,000円(税込)

注意点

給水管からの水漏れは、ナットの緩みが原因の場合もあります。その場合は、レンチで締め直すことで水漏れがおさまるため確認してみましょう。

また、パッキンや給水管の交換は簡単なため、一度自分で挑戦してみることがおすすめです。自分で交換する場合は、止水栓を閉めてから交換しましょう。

 

トイレタンク部品交換

トイレタンクの異常の多くは、タンク内部の部品の劣化・破損によって起こります。劣化・破損した部品は、新しい部品と取り替える必要があります。

料金の相場

  • フロートバルブの交換:7,000〜14,000円(税込)
  • ボールタップの交換:8,000〜15,000円(税込)
  • 浮き玉の交換:6,000〜10,000円(税込)
  • オーバーフロー管の交換:10,000〜25,000円(税込)
  • ハンドルレバーの交換:7,000〜12,000円(税込)

注意点

トイレタンクの部品交換は、ほとんどが基本料金や部品代を含めて2万円以下に抑えられます。しかし、オーバーフロー管は交換するためにタンクの取り外しをするため、業者によってはタンク着脱の作業料金がかかります。

 

便器と床の間からの水漏れ・便器の破損

便器と床からの水漏れの原因の多くは、フランジパテと呼ばれる排水管と便器を接続している大きなパッキンの劣化です。フランジパテの交換は便器の取り外しが必要なため、便器の着脱の作業料金がかかります。

便器が破損した場合の多くは便器本体を交換するため、交換作業の料金と古い便器の処分費用が発生します。

料金の相場

  • フランジパテの交換:20,000〜35,000円(税込)
  • 便器の交換作業:25,000円〜40,000円(税込)

注意点

便器の交換は、この料金に本体の価格もプラスされます。便器の価格は、2万円〜30万円(税込)以上と幅広いため、デザインや機能などを確認して好みのものを選びましょう。

 

ウォシュレットの水漏れ・動作不良

ウォシュレットからの水漏れやボタンを押しても作動しない場合は、故障している可能性があります。

ウォシュレットの水漏れは内部のパッキンの交換だけで直るケースもありますが、電気系統に異常がある場合は交換が必要です。また、便座が暖かくならない場合も経年劣化による故障が多く、便座の取り替えが必要です。

料金の相場

  • ウォシュレットの水漏れ修理:6,000〜15000円(税込)
  • ウォシュレットのノズル交換:15,000〜30,000円(税込)
  • 便座の交換:10,000〜20,000円(税込)

注意点

ウォシュレットの水漏れはトイレ修理業者が対応しますが、ノズル交換や便座交換は受け付けていないことがあります。ノズル交換や便座交換などは、使用しているトイレのメーカーまたは、専門の業者に依頼することがおすすめです。

 

まとめ

トイレ修理を業者に依頼したときにかかる、さまざまな費用相場についてご紹介しました。

トイレ修理を業者に依頼したときにかかる料金は、作業料金と部品代のほかに、基本料金・出張料金・夜間深夜料金・処分費用があります。

トイレの詰まりは、軽度の詰まりであれば1万円(税込)以内で修理可能です。ただし、高圧洗浄機を使う場合や便器の取り外しをするケースでは、作業料金は高くなります。

トイレタンクの部品を交換する場合は、2万円(税込)以内で可能です。ただし、オーバーフロー管はタンクの着脱が必要で費用が高くなることを覚えておきましょう。

また、便器が破損した場合は作業料金のほかに、便器の本体価格もプラスされます。ウォシュレットの修理は、トイレ修理業者では対応できない場合、専門の業者かメーカーに相談しましょう。

トイレ修理にかかる費用は修理業者によって変わるため緊急ではない場合、見積もりをもらい、複数の業者と見比べることがおすすめです。ただし、ほかの業者と比べて極端に費用が安い場合は、悪質な業者である可能性があるため、注意しましょう。

2024.02.23